脱力と言葉で書くと力が抜けるイメージ。
実際小さなお子さんの場合、まい先生は手を鍵盤に対して自然にアプローチできる位置や形にすることから始めます。
もちろん、音、音楽を学ぶといういう意味ではソルフェージュも大切なので、そのお子さんによって一緒に組み合わせたり、別々に行ってみたり、ケース・バイ・ケースで何通りもの方法をその時々に応じて組み合わせていきます。
お子さんによって、その特徴は様々。映像がパッと視覚的に整理できて理解できる場合は、カードを使って見たり、音符をどんどん手、指と結びつけたり。
聴覚的に音感のバランスが良く、音の高さに繊細に反応できる場合は、音を聴かせながら指と鍵盤の場所を結びつけたりほんとうに様々なのだ。
おおっと、脱力の話だった(笑)
脱力はピアニストによっても人それぞれであるように、100%だれにでも当てはまる方法はありません。
でも、それは楽しさ。
まい先生と誠氏の脱力の方法は、時に全く違うように感じることがあります。
しかし、誠氏のセミナーを聴講した後に、違和感を持ちつつ自分でその方法を試してみるとやはり効果があるのだ。
一人ひとり、これでうまく行っていると確信している脱力の方法があったとしても、やはりそこにはさらに突き詰めて、より洗練させることが出来る部分があるみたいだ、というのが最近のまい先生の考えです・・。
指で腕の重さを効果的に支えること。
手首(前腕)の力をより柔軟に保ち、出来る限り高いパーセンテージで力を抜くこと。
そして、その2つを常に繊細にモニターして監視すること。
この項目に更に一音一音ごとの打鍵時に発生する瞬間的な体の処理と処理の間の関係性が絡んでくるのだ。
脱力の方法にはやはりここぞっというコツがあるので、マンツーマンでよりしっかりとレッスンで勉強できると良いと思います。
そして、それに親しむ、学ぶには、早ければ早いほど良いと感じます。
先日、嬉しい事と残念なことが同時に起こった。
まい先生のブログを読んでくださっていたお母さんが、お子さんを連れてきて、体験レッスン後に喜んでくれて入会の運びになった。
でも、3回めのレッスン後に急にお父さんの転勤が突然決まり、なんと仙台に引っ越しすることに・・。
お子さんは大泣き、お母さんも涙ぐみ、まい先生もウルウル。
スタジオコンサート(お菓子パーティかな?、笑)を楽しみにしていてくれたのに・・。
今年は少し空きがあるので、3〜4月に春季体験レッスンを行う予定です。
が、2月、3月はレッスン時間の改編の時期なのでご希望の時間がある方は対応できるかもしれないので早めにご相談ください〜〜☆☆