音の長さは、とても奥深い。
音楽は、静寂から始まり、始まりの音は音は次の音を呼ぶ。
(始まりは休符からのこともあるが)
音同士がつながりあうことにより、初めて音楽が生まれる。
音にはいろいろな長さがある。
音一つ一つが生まれつき持っている長さを、音価という。
仮に旋律を構成する8分音符一つ一つの音の長さを固定した場合(不自然だが)
それを短く設定するか長く設定するかで音楽の印象はがらっと変わる。
同じテンポで演奏すると仮定した場合、
短く設定するにつれて、音と音の間に音の鳴らない時間が多くなる。
長く設定するにつれてやがては音と音が重なり始める。
音が短ければ軽く聞こえることもあるだろうし、タッチによってはとても
鋭く刺すようなイメージに聞こえることもある。
長ければなめらかなレガートに聞こえ、さらに長ければ重厚な
響きのイメージを持たせることもある程度できるかもしれない。
音の長さ一つ考えても話は長く続くなぁ・・・・・・・・
と主人の講座の記録ノートを見つけた私は納得しながらはしょって上に書きました。
ははっ。
えっへん!
こういう話を聞くのはとても好きなんだけど
自分で考えると頭がすぐに
お・も・く・ なりますわ。