確か1999年だった気がする。(違ってたかも・・。)
今から13年ほど前、チャイコフスキーコンクールで優勝した新進気鋭のピアニスト、デニス・マツーエフのコンサートがメルパルクホール福岡であった。
確かメルパルクホール福岡ももうなくなったなぁ・・。
などと回想していると、
記憶がモリモリとよみがえってきた!!!!
コンサート前に、ちょっと早めに着いたので浄水通りの「塩と胡椒」というミシシッピー料理??(アメリカ)のお店にたまたま
エイッと飛び込んだら、雑誌か何かの取材中でバシャバシャと大仰に料理の写真を撮りまくっている最中だった。
反射的に、食事は無理だなと思って店を出ようとするとマスターに呼び止められ、「騒がしいけどどうぞ」と言われ、ひとしきりコース料理を楽しんだ。その時のお豆とお肉の料理が
とっても美味しくて感動♪、
「また必ず絶対行くぞ〜」と心に決めていたのを思い出した。(今頃思い出したか・・。13年も経ってるじゃないか・・。が〜ん。お店まだあるかなぁ・・。また食べたい。)
そして、美味しい料理で満腹になり、心も体もすでに満たされ、すでに温泉帰り気分でコンサートへ(笑)
しかし・・。
コンサートが始まると満腹気分はぶっ飛んだのだ☆☆
まるで座席が戦闘機の脱出装置にでもなった気分(飛んでく〜〜〜〜♪)
この時のマツーエフの印象は
「とにかく凄まじかった!」のを覚えている。
確かYAMAHAが主催もしくは協賛していたかで、CFⅢS NEWが持ち込まれていたと誠氏に聞いた記憶がある・・。(これも怪しいなぁ。)コンサートが始まってすぐ、ピアノが温まる前にぶっ壊れるんじゃないかというほどの、シフラもびっくり、若き日のガヴリーロフさえ超えるかのような凄まじさでピアノに向かっている彼に怯えた(笑)もちろん演奏も要所要所を押さえていた素晴らしいものだったはずだろうけど、その印象は彼のすさまじい迫力によってほとんど記憶にない(笑)アンコールではジャズを聞いた記憶が・・(笑)観客を威圧するかの如く溢れ出すエネルギーに威圧されまくって、
「う〜〜〜。」っと負け犬のような声でつぶやきながら尻尾をまいてコンサート会場を後にしたまい先生・・。
当時若かった彼も今や円熟に向けて一直線なんだろうなぁ。久しぶりに猛烈に聞きたくなった。けど、私は仕事がすでに入っておりNG。誠氏はすでに予定調整済みでチケットも準備済み、行くそうだ・・。今回はラフマニノフのピアノコンチェルト3番なので彼の13年前とはまた違った素晴らしい面を見せてくれるに違いない♪
行きたいなぁ・・、トホホ。
まだチケットがあるかもしれないので興味が有る方是非どうぞ!
拡大できますよ。
P.S. この話を誠氏にしていたら、プログラムを出してくれた。
プログラムを見るといっそう聴きに行きたくなってしまったまい先生でした。