今日は現地審査!
「建築九州賞」という名前からしても格式の高そうな賞の最終審査に残って、ついに来た現地審査。
はい、そうです、私ではなく、ピアノの家の審査です(笑)
数日前から必死でお掃除、当日も矢作さんが来られるまで、いや、来られてもお掃除(笑)
おまけに、矢作事務所の方にも手伝ってもらいました(スミマセン、ありがとうございました!)
審査はさすがに緊張感もあり、写真はありません。
審査も終わり、ホッと胸をなでおろしたところで、遅めの昼食!
矢作さんと久々にお会いし、とっても楽しく素敵なお話をさせていただく中で走馬灯のように今までの記憶がよみがえってきた。♪♪
最初に、建築家を探し始めて、大分の建築家のオープンハウスなどに足を運んだのが、2003年。なかなかピンと来なくて(良い建築だったけど、自分が住んでいる姿が想像できなかった。)それから住宅雑誌やインターネットを使って依頼する建築家を探しはじめた。
2004年、誠氏が何冊も買ってきた住宅雑誌の中で「すごく気に入った住宅を見つけた!」と言われ、同時に私のお気に入りの住宅を彼に見せた。すると、なんとその2作品は同じ建築家の作品だったのだ。誠氏が見つけたのは、
「津屋崎海岸の住宅」、私が気に入ったのは
「東鳴水の住宅」だったのだ。
ところが、要領を得ず、すぐにその建築家(矢作さん)に連絡する勇気が持てなかったため、
プロトハウスに足を運んだ。そこで、さらに色んな建築家の作品を見せてもらった。とても気になる建築家もたくさんいたけど、誠氏曰く、「結構調べたけど、やっぱり最初の直感っていうのは格別だね、他の建築家の作品はたくさん調べたから、もう後悔はない。」とのこと。あなた、最初っから決めてたんかい!?
プロトハウスの桑原ご夫妻からの紹介で矢作さんの事務所へ。ここからが自邸建設の始まりだった。
たくさんの土地を探し、矢作さんにその土地を見てもらっては、アドバイスをもらった。現在の土地を見てもらった時の矢作さんの表情は格別だった。「ここ、いいですね~~!」
建築中は数々の荒修業をしたけど(建築日誌をご覧下さいませ(笑))、実際住んでもうすぐ三年目、今ではとってもいい思い出。
三年住んでみると色んなことが分かる。春夏秋冬、たくさんの窓で外に向かって開いているため、周りの豊かな自然の息吹を常に感じることができるし、なんといっても驚きは、冬寒くなかったこと。もちろん、断熱材を必要以上に使った家ではないのでもっと暖かい家はあると思うけど、大分の温暖な気候もあり、こりゃたまらんと感じたことは一度もない。むしろ暖房は起床から子供が学校に行くまでの間、夜、日が沈んでからの間だけで、日中は家じゅうに太陽が降り注ぎポッカポカなのだ。
春は、竹林から鶯が鳴き、自然の恵みもたくさん。(笑)もともと風の通りが良いので夏のリビングもエアコンいらず。(といっても今後夏にそこで講座を開く予定もあり、近々設置の予定ですが・・・。)秋は美しい秋晴れや満月を家の中から楽しむことができる。
2つのスタジオは完全防音で音響も最高。壁が少なく家族の気配を常に感じることのできる間取りは希望通り。天井高の高いリビングは居心地抜群!お客様は皆さん時間を忘れて長居してくださいます☆☆
改めて、矢作さんとお話ししながら、感謝の気持ちでいっぱいになった。
本当にありがとうございました。
最近、誠氏が薪ストーブだなんだとまたいろいろ画策し始めています。(危険)
また、相手してやってください。
そういえば、長男が大好きな武永さんの話もでて、なんとブログをされているとのこと!
教えてもらい検索してみたけど見つからず・・・。
(長男もぜひコメントを入れたいと申しております、どなたかぜひ教えてくださいまし。)