古い物の整理をしていたら
子供の頃使っていたハンカチが出てきた。
かなり昔の。
幼稚園か、小学校か・・。
白い木綿糸で名前が縫ってある。
母は私たちのハンカチにはいつもそうしてくれていた。
洗濯しても消えないように。
それが当たり前のようにつかっていたが、今では懐かしい。
幼い頃は、厳しくて、いつも叱られてばかりで
よそのママはやさしくていいな、なんて思ったりもしていた。
今、このハンカチの糸に深い愛情を感じて
くすぐったいような気もする。
もうすぐ3学期も終わり、春には年中にあがる長男のハンカチに
今度はマジックじゃなくて、木綿糸で縫ってあげようかな。