毎日、テレビで情報を得ているけど本当に言葉がない。
同情できるレベルでもない。
世界各国からの救助・援助の申し出などを聞くたびに感謝の気持ちで涙が出てくる。
自分ができることは考えて行っているけど、それでも他に何かできないかと考えが頭の中をいつも巡っている。
あるテレビのコメンテーターがこういう時こそ経済が落ち込まないようにいろんなコト・モノを消費すべきだと言っていた。経済の面から言えばそうなのかもしれないけど、とてもそんな気にはなれない。春休みの名古屋旅行も取りやめた。昨日も仕事が長引いたので夕食は外食しようと子供に言うと「僕は食べられれば何でもいいから、ママ、そのお金を寄付して!」と長男。
人間には心がある。
被災者の方には及びもしないが、日本に住むすべての人々が心痛めているのだ。
むしろ今私が思いつくのは、ガソリンの消費を減らすとか、節電するとか、必要以上の買い占めをしないとか・・・。
九州は被災地からとても離れているけど、私の生徒であるお医者さんなどは被災地に派遣されるかもしれないと伺った。
私にはそんな素晴らしい人道支援はできない。
長男に聞いた。
「被災者の人たちにほかに何がしてあげられると思う?」
「たくさんの人が助かってまたふつうに暮らせるように祈ればいいんじゃない。お祈りしてたら、ママにも出来ることが頭に浮かんでくると思うよ・・。」
頼もしい答だった。
そうしよう・・。